第47回通常総会 (会長挨拶)

令和4年度全国建設業協同組合連合会、全建協連の総会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。今日の総会、来賓として国土交通省長橋和久不動産・建設経済局長さんをお迎えして開催できますこと、先ずもって厚く御礼申し上げます。対面での開催は3年ぶりとなりますが、会場も広め、感染対策をしっかりとったうえでの開催となります。よろしくお願いいたします。
令和3年度を地方の建設業の特徴である「地域性を生かした災害対応」の観点から振り返ってみますと、九州地方では夏前に豪雨災害となりましたが、その後の台風災害など比較的少ない年度となりました。しかしながら今年の冬は全国各地で大雪といった状況になり、それぞれの地区で除雪作業に地域の建設業が追われたことと思われます。そして、年度末には福島を中心とした震度6強の地震、揺れの幅も大きく、被害が大きかったと聞いております。また、全国各地でCSF/豚熱が発生し、防疫・埋却作業に奮闘する建設業の様子が専門紙で頻繁に報道されています。新型コロナの影響下にあっても防災・減災国土強靭化を担う建設業の姿、改めて「地域を守る建設業の役割」を外に向けてしっかりと発信していかなければならないと感じた年度であったといえます。
昨年秋に内閣が変わるとともに政府が掲げた政策は「成長と分配」でありました。「賃上げのための方策」をきっかけに建設業界を取り巻く環境も大きく変わりだしました。現場で働く人たちの「分配」、処遇改善へとつながる設計労務単価は10年連続で引き上げとなり、それぞれの企業の「分配」に相当する「一般管理費」の見直しも9年ぶりに行われ、積算基準の改正とともに「調査基準価格」も引き上げとなりました。技術者制度の兼務を含めた緩和もIT化と連動して一気に進みそうな状況になってきました。どの改正にあたっても、全建協連として、「中小建設業の要望に沿った形は何なのか」を考え、落ち着く先を提案し続けてきました。何とか中小建設業の実態に合わせた形が見えてきましたが、見据える先は「働き方改革」を乗り越えた「新たな建設業の姿」であると思っています。
建設業の課題は「人材確保育成」と「生産性の向上」そして「災害対応組織力の強化」の3点に集約されます。中でも、「人材はとかく中心に向かいやすい」といわれるように地方の企業にとって「人材確保育成」は大きな課題といえます。リスク管理と処遇改善の第一歩につながる「総合補償制度」・「生命共済制度」・「共同購買事業」など核となる事業に対してもしっかりと着実に取り組んでいくことが大事です。加えて「建設キャリアアップ制度の普及促進」など、組合として重点的に取り組みだしたところです。令和3年度の事業報告と決算、それに新年度に向かっての予算・事業計画等が議題となっています。出来るだけ、事務局と相談して、わかりやすい説明資料を心がけています。それぞれの項目、会員の皆さんに慎重審議な中にもスムースな運営をお願いして冒頭のあいさつに代える次第であります。よろしくお願いいたします。
令和4年5月19日
全国建設業協同組合連合会
会 長 青 柳 剛
第47回通常総会
令和4年5月19日(木)、全建協連は学士会館にて第47回通常総会を開催いたしました。
議事に先立ち、国土交通省 長橋和久不動産・建設経済局長からご祝辞をいただきました。

◆顕彰式
特別功労(永年にわたって全建協連の役員または会員代表理事として、全建協連及び業界の発展にご貢献いただいた方々)
左から
①佐久間源一郎氏(全建協連前副会長 福島県建設業協同組合前代表理事)
②井原宏巳氏(全建協連副会長 山口県建設業協同組合連合会代表理事)
③藏谷伸一氏(全建協連副会長 長野県建設事業協同組合連合会代表理事)

一般功労(永年にわたって事務局の専従役職員として、組合事業の拡充と全建協連の発展にご貢献のあった方々)
① 村上春幸氏(長崎県建設工業協同組合)
◆通常総会
令和3年度事業報告に続き、令和3年度財産目録・貸借対照表及び損益計算書承認の件、令和3年度剰余金処分決定の件について審議をいただき、満場異議なく承認されました。続いて、令和4年度事業計画及び収支予算及び経費の賦課徴収方法等について諮り、満場異議なく原案通り決定しました。
また、今年は役員改選の年であり、正副会長は下記のとおりです。
会 長 青柳 剛 (群馬(協組))
副会長 千葉 嘉春 (宮城(協組))
副会長 二瓶 重信 (福島(協組))
副会長 藏谷 伸一 (長野(協連))
副会長 湯本 聡 (滋賀(協組))
副会長 井原 宏巳 (山口(協連))
副会長 藤田 護 (鹿児島(協連))

◆記者会見
青柳会長より今後の取組について「令和4年度全建協連活動指針」に基づき、会見を行いました。

全国建設業協同組合連合会『活動指針』

議事に先立ち、国土交通省 長橋和久不動産・建設経済局長からご祝辞をいただきました。

◆顕彰式
特別功労(永年にわたって全建協連の役員または会員代表理事として、全建協連及び業界の発展にご貢献いただいた方々)
左から
①佐久間源一郎氏(全建協連前副会長 福島県建設業協同組合前代表理事)
②井原宏巳氏(全建協連副会長 山口県建設業協同組合連合会代表理事)
③藏谷伸一氏(全建協連副会長 長野県建設事業協同組合連合会代表理事)

一般功労(永年にわたって事務局の専従役職員として、組合事業の拡充と全建協連の発展にご貢献のあった方々)
① 村上春幸氏(長崎県建設工業協同組合)
◆通常総会
令和3年度事業報告に続き、令和3年度財産目録・貸借対照表及び損益計算書承認の件、令和3年度剰余金処分決定の件について審議をいただき、満場異議なく承認されました。続いて、令和4年度事業計画及び収支予算及び経費の賦課徴収方法等について諮り、満場異議なく原案通り決定しました。
また、今年は役員改選の年であり、正副会長は下記のとおりです。
会 長 青柳 剛 (群馬(協組))
副会長 千葉 嘉春 (宮城(協組))
副会長 二瓶 重信 (福島(協組))
副会長 藏谷 伸一 (長野(協連))
副会長 湯本 聡 (滋賀(協組))
副会長 井原 宏巳 (山口(協連))
副会長 藤田 護 (鹿児島(協連))

◆記者会見
青柳会長より今後の取組について「令和4年度全建協連活動指針」に基づき、会見を行いました。

全国建設業協同組合連合会『活動指針』

「たのめーる」接続障害のお詫びと復旧のお知らせ
日頃は、「たのめーる」をご利用いただきありがとうございます。
5月12日(木)の1:40から18:20の間において、システム機器障害により「たのめーる」への接続ができない状況が
発生いたしましたが、5月13日(金)9:00から10:40の間においても接続しづらい障害が再発しておりました。
ご利用の皆様に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。
現在は復旧し通常通りご利用いただける状況となっております。
なお、この影響により一部お届けが遅れる場合がございます。
詳細は大塚商会たのめーるHPをご覧ください。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/news/customer/2022/220512.html
5月12日(木)の1:40から18:20の間において、システム機器障害により「たのめーる」への接続ができない状況が
発生いたしましたが、5月13日(金)9:00から10:40の間においても接続しづらい障害が再発しておりました。
ご利用の皆様に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。
現在は復旧し通常通りご利用いただける状況となっております。
なお、この影響により一部お届けが遅れる場合がございます。
詳細は大塚商会たのめーるHPをご覧ください。
http://www.otsuka-shokai.co.jp/news/customer/2022/220512.html